親御さんからよくある質問に「塾に行って頑張っているのに成績が伸びないんですが…」というものがあります。
答えは簡単です。「やみくもに問題演習ばかりやらされているからです。」 野球に例えるなら、やみくもにバットを振り回しているだけで成果が見られないのと同様です。 ではどうしたら成績が上がるのでしょうか。
これも簡単です。各テーマの根本原理をおさえた上で問題演習することです。これも野球に例えると、「どんなバッティングフォームがいいのか?」「どこの筋肉をきたえればいいのか?」など、バッティングのメカニズム(根本原理)を理解した上で分析的に練習をすることが重要なのと同様です。
そのため指導者(親も含む)は、1問1問の解説をする前に、導入として各テーマの「根本原理」の指導をし、その上で、この根本原理が1問1問にどのように応用されているのかを指導する必要があるのです。具体的には、①メカニズム(根本原理)を理解させた上で→②問題演習をするという学習をさせることができれば、うそのように簡単に成績は上がるのです。
重要なのは、成績が上がらないからと言って、解く量を増やしたり、難しい問題にチャレンジすることではなく、逆に、偏差値40くらいのやさしい問題のうちにいかにメカニズム(根本原理)をイメージとして習得できるかなのです。これは偏差値70を目指す子にとっても当てはまります。ようは勉強の質が重要なのです。
そこで、当会では、「易しい問題のうちにメカニズム(根本原理)のイメージを習得」できるように、各テーマの「導入」に重点を置いた教師指導用教材として「偏差値20アップ指導方法」を開発・編集しています。当サイトでは、そのうちの【中学受験国語】について公開していきたいと考えています。集団塾では不可能な、「目の前の1人の子供の成績をいかに上げるか」「いかに効率よく短期間で成績を上げる指導ができるか」という戦略的指導方法として講師指導に役立てています。これは、本来プロの講師指導用教材として作成しましたが、本気で成績を上げたいお子さんや親御さんにとっても十分役に立つものとなっています。ぜひ参考にしてみてください!